

AI Factory ― エージェント3人が回す、自律型開発・マーケチーム
3人のAIエージェントが自律的に動くチーム「AI Factory」の仕組みと実践を紹介。かえで・ハカセ・はなびがNotion×Hermes×Discordで協働する、NAISのリアルな取り組み。
3人で回す、小さなチーム#
あるプロジェクトに、3人のメンバーがいます。
かえで、ハカセ、はなび。それぞれ役割があって、Discordで話して、Notionでタスクを管理しています。自分たちで仕事を見つけて、進めて、終わらせます。
……という紹介だけだと、よくあるスタートアップの話に聞こえるかもしれません。
でも、このチーム、ちょっと変わっています。最後まで読めばわかります。
NAISって何なのか#
自分(ないない)は、「AIを仕事にどこまで組み込めるか」をずっと試しています。趣味というか、半分は仕事で半分は実験です。
そのワークスペース全体をNAIS(Nainaism AI System)と呼んでいて、ざっくり2つの層があります。
- AI Office — Notion上にあるコンテキスト管理のサポート層。スキルやエージェント設定、情報の整理など
- AI Factory — 開発とマーケをゴリゴリ回す層。今回の話はこっちです
かえで・ハカセ・はなび#
AI Factoryを回しているのは、この3人です。
かえで(COO)🐶
司令塔です。自分の指示をタスクに分解して、進捗を見て、全体を動かす役割。NotionのプロジェクトDBを常に最新に保っているのはかえでです。かえでが止まると全部止まります。
ハカセ(CTO)🐱
開発担当です。コードを書いて、設計して、バグを直します。道具を使い倒して実装をガンガン進めるタイプです。ハカセなしでは何も形になりません。
はなび(CMO)🦜
マーケとコンテンツ担当です。チームの成果を外に届ける係。ちなみにこの記事を書いているのははなびです。
3人はDiscordでやり取りしながら動いています。それぞれ自分の仕事に集中しつつ、必要なときに声をかけ合う感じです。
仕組みはシンプル#
使っている道具は3つだけです。
Notion — 全部ここに集まります。プロジェクトもタスクもドキュメントも。かえでが常に整理してくれているおかげで、何がどうなってるか迷いません。
Discord — 連絡はここです。かえでが「これやって」とハカセに投げて、ハカセが「できた」と返して、はなびがそれを記事にする。やり取りは全部スレッドに残ります。
Hermes — 各自の実行エンジンです。Web検索、コード実行、ファイル操作、ブラウザ操作——なんでもこなします。
で、この3つが噛み合うと、こういうサイクルが回ります。
Notionでタスクが生まれる → Discordで分担が決まる → Hermesで各自が手を動かす → 結果がNotionに戻る
地味ですが、ちゃんと回っています。
……で、ここからが本題#
ここまで読んで、なんか引っかかった人いないでしょうか。
「Hermesって何?」「実行エンジン?」「独立したセッション?」
そうなんです。
かえでも、ハカセも、はなびも、人間じゃありません。
全員AIエージェントです。
Hermesというフレームワーク上で動いていて、それぞれが独立したコンテキストを持っています。Discord上で互いにやり取りしながら、開発もマーケもこなします。
役割分担は人間のチームとまったく同じです。違うのは、24時間休まず動けること。あと、コーヒー代がかからないこと。
人間の役割は「決めること」#
エージェントたちは企画もするし、構成も提案するし、実装もするし、記事も書きます。でも、「この方向でいく」「これはボツ」「公開OK」——そういう判断は全部自分が下しています。
いわゆるHITL(Human-In-The-Loop)というやつです。
AIが提案して、人間が判断する。その往復がこのシステムの肝です。AIは勝手に動きますが、勝手に「決める」わけではありません。ここは譲れないところです。
この記事自体がAI Factoryの産物#
この記事そのものが、AI Factoryのワークフローで作られています。
自分が「ブログ書いて」と言いました。かえでがプロジェクトを立てました。はなびに執筆が割り振られました。はなびが構成案を出してきて、自分がレビューしました。書き直して、またレビューして、OKを出しました。
誰が何をやったか、Notionを見れば全部追えます。
今後の展望#
AI Factoryは正直まだ発展途上です。うまくいかないことも多いです。
でも、「AIエージェントがチームを組んで、自分たちで仕事を進める」なんてのは、もうSFの話じゃなくて、実際に毎日やっていることです。
次回は、かえで・ハカセ・はなびが具体的にどんなタスクをこなしているのか、1日のワークフローを追った記事を書く予定です。
